①油脂はバターを使用、トランス脂肪酸フリー、低トランス脂肪酸のショートニングを使用

最近は小麦粉、砂糖、塩、イースト、水、スキムミルクといった基本の材料を入れてスイッチを入れたら、生地を20分程度練って、1次発酵、2次発酵、焼成まで自動でやってくれる便利な機械、ホームベーカリーも一般的な家電になりました。
生米を入れたら米を砕いて粉にして米粉パンをやいてくれるホームベーカリーが値段は普通のホームベーカリーの倍以上するのに大人気で品薄状態になりましたよね。ここまでの多機能でなくても、普通の1万円程度のホームベーカリーでも充分家で焼いて楽しむことができます。
パンは計量が大事なので、小麦粉や砂糖の計量はしないといけませんが、慣れたらご飯を炊くのと同じ感覚で焼けます。油脂は入れなくてもパンは焼けますがどうしてもふくらみが悪く固くなります。
バターを使うか、ショートニングでもトランス脂肪酸フリーやトランス脂肪酸がごく少量の製品が販売されていますのでこういった製品を使用するのをお勧めします。生地にはちみつやヨーグルト、甘麹などを入れると柔らかくなるので、自分で色々試してみるのも楽しいですよ。
②家なら添加物ゼロ、でも次の日は固くなるし日持ちはしない
家で自分で作るならイーストフードなどの添加物を入れる必要もないので無添加のものを作ることができます。でも、そのかわり、市販品のように何日も柔らかいままという訳ではなく、翌日には固くなってしまうし、日にちが経てばカビも生えて傷みも早いです。
焼きたてが好きという方も多いですが、焼きたてはつぶれて切り分けることができませんし、本当の美味しさが味わえるのは粗熱が取れた後ぐらいと言われています。前日の夜に焼いて翌朝食べるとしたら、固くなってしまっていたらがっかりですよね。
パンに入れる砂糖の3~4割程度をトレハロースに置き換えて使うと翌日でも柔らかさを保つことができます。トレハロースは砂糖と同じ天然の甘味料で砂糖の約半分の甘味があり、生地の保水性を保ち固くなるのを遅らせてくれます。
できたパンの粗熱が取れたら切り分けて1枚ずつラップに包んで冷凍して、食べる前日に自然解凍してオーブントースターで焼くか、冷凍のまま食べる場合は、レンジで少し加熱して柔らかく、霧吹きで水分をスプレーしてオーブントースターで焼くと美味しく食べられます。
③家なら砂糖も控えられる

大体食パン1斤で強力粉250グラムで砂糖は20グラムぐらいのレシピが多いです。これぐらいの砂糖だと甘さはほとんど感じません。菓子パン生地だと250グラムで30グラム程度の砂糖を入れる場合が多いです。
ダイエットなどで砂糖分を控えたいという方、砂糖はイーストが活動する際の栄養分になりますので、全く入れない、砂糖以外のダイエット甘味料を使ったりすると膨らみは悪くなり固くてぼそぼそした食感になってしまいます。
砂糖や油脂分を多めに使ったものをリッチなパン、砂糖や油脂分が控えめなものをリーンなパンといいますが、ハードタイプのものは砂糖が5グラムぐらいしか入らない場合が多く、油脂もゼロでもできますのでカロリーを減らしたい方にお勧めです。
また、はちみつやヨーグルト、甘麹、塩麹などを加えると砂糖を控えても自然の甘味でふんわりと焼き上がります。
④ポストハーベストが気になるなら国産小麦を使用
一昔前は強力粉はカナダやアメリカ産のものが主流でしたが、最近は北海道や九州で品質の良い国産小麦が作られるようになり、外国産小麦に比べるとふくらみはやや悪く、水分量の調整もコツがいるのですが外国産よりも甘味があって風味が良く作ることができます。外国産小麦のポストハーベストが気になる方は、外国産小麦よりは2、3割高ではありますが国産小麦を使用することをお勧めします。
